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総量規制オーバーでも借りれる意外な2つの方法

カードローンや消費者金融からたくさんのお金を借りていてさらに借りようと思ったら、「もうこれ以上融資は出来ません。」と言われたことありませんか。
もしかしたら総量規制に引っかかっているかもしれません。
総量規制ってなに?総量規制になっても借りれるのか?などを解説していきます。

総量規制とは?

総量規制という言葉を聞いたことあるけども、実際の意味を知る人は少ないかもしれません。
また、総量規制には例外や除外されるパターンもあるので、総量規制の意味と合わせて解説します。

総量規制の意味

総量規制とは、

〜引用
借り手の収入や借入状況、借入目的などに応じた適切な貸付条件などに照らして、借り手が返済期間内に完済することが合理的に見込まれない貸付け、つまり、「返済能力を超える貸付け」は禁止されています。
この「返済能力を超える貸付け」に該当するか否かを判断する基準の一つとして、新たな貸付けにより借入残高が、年収の3分の1を超える場合に、原則として返済能力を超えるものとして禁止されるのが、いわゆる総量規制です。
〜引用:https://www.j-fsa.or.jp/association/money_lending/law/annual_income.php

年収の3分の1を超えた場合には、原則新たな借り入れをすることは出来ません。
ですが、総量規制には例外やそもそも総量規制にかからない除外のケースもあります。

総量規制の例外と除外

総量規制とは貸金業者からの借金に対して規制がかかります。

例えば、

  • 消費者金融
  • クレジットカード会社
  • 事業者金融
  • リース会社

など

このような会社からの借金に対して規制がかかってきます。
ですが、数多くある借金の中でも、おまとめローンや乗り換えローンなどは総量規制の例外として規制がかかりません。
総量規制の例外は、借り入れしている人に対して有利になるようなローンが分類されるのが特徴です。

新たな借金というよりも今までの借金を借りてる人が1日でも早く返済できるようにまとめるイメージです。
また、そもそも総量規制から除外される借金もあります。銀行などの金融機関から借りれる住宅ローン、自動車ローン、教育ローンは除外されます。
こちらは、総量規制の規制対象である貸金業者にあたらない業者が融資をしているので除外対象となっています。
銀行は貸金業者に思えそうですが、そのようには分類されてないようです。

総量規制オーバーしたらおまとめローンを考えてみる

おまとめローンを考えてみる

おまとめローンは、複数社からの借り入れをまとめて立て替えてもらえる方法です。
複数から借り入れていると、返済日もそれだけ多くなり、振込先も複数になるので手間がかかります。
おまとめローンにすれば返済先も返済日も統一されるので手間がかからなくなります。
また、金利も低くなりますので負担も減ってきます。

おまとめローンのデメリット

返済先も1ヶ所になるし金利も下がるしでメリットばっかりに思えそうなおまとめローンですが、デメリットもあります。
例えば、繰越返済が出来ないので「今月、余裕が出来たから多く返そう」ということが出来ません。
また、おまとめローンの審査は、通常のカードローンよりも厳しい傾向にあるので、もしかしたら審査が通らない可能性もあります。
おまとめローンをする人は、そもそもの借入額が大きいので新たに融資をする会社にとっても慎重に審査をせざるを得ないからです。

銀行カードローンは使えないのか?

総量規制の規制対象は、貸金業者でした。
一方で、銀行などの金融機関は除外対象として総量規制の規制対象ではありません。
ですので、人によっては、「銀行がやってるカードローンって規制に引っかからないのでは?」と思う人も多くいます。
実際にはどうなんでしょうか?解説していきます。

銀行カードローンは総量規制対象外だから使える?

以前の銀行カードローンは、規制除外の銀行が運営しているので対象外でした。
ですが、現在は、都銀、すなわちメガバンクが自主規制する形で、年収3分の1以上の借り入れが行われないように規制をかけています。

総量規制オーバーしてたらやはり難しい

ただメガバンクではなく地銀などでは、まだ自主規制をかけずにカードローン商品を取り扱っているところもあります。
基準も総量規制を全く気にしていない銀行もあれば年収の半分までの借り入れができる銀行もありまちまちです。
ただ全体的には銀行業界全体が自主規制している傾向ですので、いつまで地銀から借りれるかは不透明です。

総量規制があっても借りれる2つの方法

総量規制がかかっていると中々、新たな借り入れをすることは難しいです。
ですが、そんな中でも新たな借り入れを行える方法はあります。
今回は2つご紹介します。

ろうきんを利用する

ろうきんの正式名称は、労働金庫といいます。
ろうきんは、労働組合が運営を行なっており、適用される法律は労働金庫法です。
ですので、総量規制などの貸金業者を取り締まる法律は適用されず借り入れを年収ごとに制限するような内容はありません。

したがって、ろうきんは法律上、年収に関係なく、借り入れ金額を希望することが出来ます。
ろうきんからの借り入れは総量規制の対象外となりますが、いくつか注意点があります。
多くの消費者金融等は借り入れ金額が多くなるごとに金利も下がってくる傾向にあります。

しかし、ろうきんでの借り入れでは借り入れ金額に関係なく一律となります。
また、ろうきんでは借り入れの際に保証人を立てずに保証会社を立てます。
その際の保証料が金利に上乗せされる形になりますので、保証込みの利率を把握しておく必要があります。

このような注意点はありますが、組合員になれば利率が低くなったりするなどメリットもあります。
総量規制がかかってしまって他社からの借り入れが難しい状況になった際にはろうきんから借りるのも1つの方法です。

質屋を利用する

総量規制がかかっている人にとって、質屋は穴場です。
意外と質屋は全国的に多くあります。
全国の質屋店舗数は1,797軒で人口10万人あたり1.41軒。
最も多いのは東京都で2.58軒。2位以下は福岡県、大阪府、北海道、和歌山県の順となっている。

一方、質屋が最も少ないのは鳥取県で0.17軒。これに秋田県、滋賀県、富山県、岩手県、長野県と続いており、地方が下位に多いとされています。
参考元:https://todo-ran.com/t/kiji/21428
質屋とは、質草(しちぐさ)と呼ばれる担保になる品物を預けて、その品物の価値の範囲内でお金を借りるという仕組みです。
ですので、申し込む際に見られるのは、質草になる担保の価値のみです。
年収を見られることもないので、スムーズに手続きが出来ます。

また、たとえ返済が滞ったとしても取り立てはありません。
その代わり、質屋に預けた品物が返ってこないだけです。
その一方で、質屋でお金を借りることにデメリットがあります。
それは、借り入れの際に金利がかかり、その金利が高いことです。

通常、キャッシングは利息制限法という法律が適応され10万円以下の貸付の場合、年利で20%を超えてはいけません。
ですが、質屋の金利は、質屋営業法という法律が適応され最大年利で109.5%まで許されています。
キャッシングと比べるとものすごい高い金利ですので、短期的に借りるなら質屋でもいいですが長期的に借りるのには難しい方法です。

総量規制オーバーは借りれる方法が限られてくる

そもそも総量規制自体が収入に見合わない借金をしないようにするための規制です。
ですので、総量規制がかかる状態でさらに借金することは非常に難しいのが現状。
今まで規制の対象外だった銀行のカードローンですら難しいです。

そんな状況でもなお借金せざるを得ない場合には、質屋を利用したり、規制がまだかかっていない労働金庫を利用してみたりと数少ない方法を試してみましょう。
今回の記事が読者のあなたの役に立てば幸いです。

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