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総量規制オーバーでも消費者金融で借入できる?方法と注意点を解説

消費者金融をはじめとした金融機関で借り入れするときは、総量規制について知っておきましょう。
というのも、総量規制は借入額に影響するため、総量規制を知っておかないと自分がどのくらい借入できるか分からないからです。
そして、総量規制について知っている人は、総量規制をオーバーしても借り入れしたいという人もいるでしょう。
結論からいうと、総量規制をオーバーしても消費者金融で借り入れることはできます。
そこでこの記事では、総量規制オーバーで借り入れる方法と注意点について詳しく解説していきます。

知っておくべき総量規制の仕組み

まずは、総量規制について以下を解説します。

総量規制とは?

総量規制とは、借入希望者がお金を借り過ぎないように「借りる上限」を規制することです。
総量規制が誕生したのは、お金を借り過ぎて自己破産に追い込まれる…のようなことが多発したことが原因になります。
借入者が自己破産すれば貸した方もお金を回収できないので、みんなが損する状態です。そのため、2006年12月より総量規制を導入して、お金を借り過ぎて不幸な結果になることを防ぎました。

総量規制で借入するできる限界とは?

では、総量規制によってどのくらい借り入れが制限されたかというと、端的にいうと年収の1/3までしかお金を借りれらなくなりました。
たとえば、年収330万円の人は110万円が借入限度額で、年収420万円の人は140万円が借入限度額です。
総量規制について、もう少し詳しく以下を見てきましょう。

  • 年収として換算される項目
  • 借り入れの総合計

年収として換算される項目は、年金や不動産所得(賃貸収入)なども含まれます。
つまり、年収が400万円で賃貸収入(所得)が100万円あれば、合計500万円の収入と見なされるということです。
一方、退職金や保険金は年収として換算しません。
また、借入額は借り入れの総合計で見ます。
つまり、A、B、Cという3つの金融機関から借り入れしていた場合、その3つの借り入れ合計額を基準にするということです。
この点も融資を受けるときは重要なのでよく認識しておきましょう。

総量規制で対象外となっているローンもある

総量規制は全ての金融機関が対象ではありません。
そのため、この項では総量規制の対象になる金融機関と対象にならない金融機関を具体的に解説していきます。

総量規制の対象となる金融機関

総量規制の対象となる金融機関は以下の通りです。

  • 消費者金融
  • クレジットカード会社
  • リース会社
  • ソーシャルレンディング

上記で一般的な金融機関は、消費者金融とクレジットカード会社でしょう。
消費者金融はCMなどでも展開されている、いわゆる「カードローン」です。
一方、クレジットカードはクレジットカードに付帯する「キャッシング枠」です。
仮に、キャッシング枠30万円でクレジットカードを発行すれば、そのカードで30万円はキャッシング(借金)できます。
なお、クレジットカードでのショッピング枠払い、リボ払い、分割払いなどは総量規制の対象外です。

総量規制の対象とならない金融機関

一方、総量規制の対象とならない金融機関は以下の通りです。

  • 銀行
  • 信用金庫
  • 信用組合
  • 労働金庫
  • 農業、業業協同組合
  • 漁業協同組合
  • 保険会社
  • 証券会社

このように、銀行は総量規制の対象になりません。
そのため、銀行で組んでいる住宅ローンやカーローンなども、総量規制の対象外です。
こまでを読んで、もしかしたら総量規制が関係ないのであれば、銀行カードローンを利用すれば良いのでは?と思った人もいるでしょう。
しかし、銀行は総量規制の対象にならないとはいえ自主規制しています。
というのも、そもそも総量規制を導入した理由は、「個人が借り過ぎないようにする」だからです。
つまり、銀行が総量規制を無視して融資し過ぎると総量規制の意味がなくなるので、実際は銀行も総量規制と同じルールを自主規制として導入しているのです。

総量規制の中で消費者金融で借り入れする方法

このように銀行は総量規制対象外ですが、結局は自主規制しているので条件は消費者金融と同じと考えて良いでしょう。
そのため、総量規制に関係なく融資を受けるのであれば、審査が銀行よりも緩い消費者金融の方が融資が受けやすいです。
このような理由で、総量規制オーバーで借り入れるなら、消費者金融が良いというわけです。
この点については、以下より詳しく解説します。

おまとめ目的での利用なら借入可能なこともある

総量規制を超えた融資が受けるなら消費者金融が良いと解説したものの、そもそも総量規制を超えた金額の融資が受けられるのか?と思った人もいるでしょう。
冒頭のように、総量規制の対象となっている消費者金融でも、総量規制を超える融資を受けられます。
というのも、「借入者が有利な条件であれば総量規制は関係ない」というルールがあるからです。
そのため、たとえば「おまとめローンにして金利が下がる」「借り換えして金利が下がる」等であれば、借入者に有利な条件なので総量規制オーバーの融資が受けられます。

中小の消費者金融で審査しよう

借入者に有利な条件であれば融資を受けられますが、消費者金融で融資を受ける際は中小の消費者金融で融資を受けるようにしましょう。
というのも、当然ながら総量規制を超えた融資も可能ではあるものの、審査は厳しく見られるからです。
そもそも、金融機関の審査では以下のような点をチェックします。

  • 借入者の年収
  • 勤務先や勤続年数
  • 借入者の信用情報(過去の延滞歴など)
  • 借入状況

要は、借入者は本当に返済できるか?という点をチェックするということです。
総量規制を超える融資額ということは借入額は多くなるので、金融機関の審査は厳しくなります。
そのため、比較的審査が緩い中小の消費者金融を勧めているというわけです。

個人事業者なら事業者向けカードローンという選択もある

次に、個人事業主や経営者向けに事業者向けカードローンを紹介します。
事業者向けカードローンも総量規制を超えて融資を受けられるので、以下について知っておきましょう。

事業者向けカードローンとは?

事業者向けカードローンとは、個人事業主や法人向けのカードローンになります。
言い換えると、会社員や公務員の人は事業者向けカードローンをつくれません。
そのため、総量規制を超えた融資を受ける場合は、前項で解説した中小の消費者金融を利用することになります。

事業者向けカードローンがOKな理由

では、なぜ事業者向けカードローンが総量規制を超えた融資を受けられるのか?というと、事業者向けカードローンは「事業性の融資」だからです。
事業性の融資の場合は総量規制の対象外となり、事業者向けカードローンは基本的に事業性の融資となります。

まとめ

このように、総量規制オーバーでも借入者に有利な「おまとめローン」などを組むことは可能です。
その際は、より審査に通りやすい中小の消費者金融が良いです。
また、個人事業主や経営者であれば、事業者向けカードローンも検討してみてはいかがでしょうか。

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